京王6000系を撮る [鉄道関連]
京王電鉄6000系電車
京王線の顔として長年活躍してきましたが、9000系との置換えによる省エネの推進と
サービス・利便性の向上のために、2010年度までに営業線より全廃されることが
決まっています。
だいぶ数を減らしている中、10月に2両編成1本(6416F)が登場時の塗装に戻されて
運行しているということを聞いたので、先日撮影してきました。
この2両は競馬場線では2両単独で、京王線上では増結用車両として走っています。
2009/12 競馬場線 6000系6416F (東府中-府中競馬正門前)
上の写真は、東京競馬場(府中競馬場)へのアクセス路線である競馬場線を走る
リバイバルカラーの6416Fです。まさに京王帝都電鉄的顔!ですね。
(京王電鉄は1998年に京王帝都電鉄から改称)
数は減らしたものの、現在も京王線をはじめ各線で幅広く活躍しています。
ちょっとおまけ的に、これまで撮った写真を紹介します。
2008/7 京王線 6000系6415F (明大前)
2両編成の列車は、本線系統では8両編成に増結される形で運用されています。
上の写真では9000系の8両編成に増結されています。
通勤通学時間帯はこんな感じで見かけることが多いかもしれません。
2007/5 動物園線 6000系6022F (高幡不動)
多摩動物公園へのアクセス路線である動物園線では、4両編成ワンマン運用で
運行しています。
2009/12 京王線 6000系6017F (千歳烏山-仙川)
日中時間帯によく見かける8両編成の列車。
京王線、相模原線でステンレス製の後輩たちに混じって走っています。
2009/12 京王線 6000系6015F (芦花公園-千歳烏山)
ピーク時300両を越える大所帯だった6000系も、現在では10分の1程度まで数を
減らし、見かける頻度がぐっと減りました。
東急8500系や小田急5000系などと並び、京王の顔として在った車両と言えます。
終焉に近付く6000系、その活躍も残すところあと僅かとなりました。
昭和の経済成長と多摩ニュータウンの成長により増大する通勤輸送を支えてきた
この車両たちに最後までエールを贈り続けたいと思います。
一時期の京王線を代表する顔でしたが、
引退も近いのですね。
立て付けがあまり良くなく、特急の一番前など、
ぴーぴー音がするし、窓ガラスはがたがた言うし、
それでも、地下鉄乗入れや、3+5の分割特急など
思い出がいっぱい、お世話になったものです。
by manamana (2009-12-24 06:36)
manamanaさん
隙間風の音や窓ガラスのがたがたに、スピード感を感じる
ときもありましたが、地下鉄運用からはすでに撤退し
見かける機会もなかなか難しくなっています。
日常の中にあっただけに思いでもたくさん、当たり前のものが
そうでなくなる時が来た感じです。
by るる (2009-12-24 22:17)