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赤い電車 [鉄道関連]

最近のお気に入りは“くるり”です。
通勤の行き帰りの電車の中でいつも聴いています。

好きになったきっかけは“赤い電車”という曲を聴いてから。
この曲のPVが三崎口~品川までの、運手席からの眺めなのです。
流れる映像に電車好きの僕はもちろん、うちの子供まで釘付けでした。

きっかけはたいしたものではなかったのですが、興味を持ち始めると際限なく
突き進む性分ゆえ、手に入る限りの彼らのアルバムを全部聴きました。
彼らのアルバムをいくつか聴くうちに、彼らの発する曲やメッセージの魅力に
とりつかれてしまい、気づいたときにはファンになっていたのです。

ちなみに一番のお気に入りは“ばらの花”です。

音楽に限ったことではないかも知れませんが、何かを好きになる場合はたいてい
共感という要素が入ります。物や事象といった類の興味は別として、共感が無い場合や
乏しかったり、感じられない場合は、一時的に好きになるでしょうが長続させることは
とても難しいことと思います。

音楽に限っていえば、くるりは見事にはまったといえるでしょう。


さて、奇しくも会社の異動で京急を通勤に使うようになりました。
そんな僕が品川から京急線に乗るときに、iPodでいつも聴くのが“赤い電車”です。
馬鹿馬鹿しい事と思われるかもしれませんが、品川駅発車と同時に曲をスタートさせ
車窓を眺めるのが日課になっています。



この曲のシングルCDのジャケットデザインは1000形電車のようです。

・・・というわけで(ちょっと強引;)
会社の昼休みに友だちを巻き込んで、第一回京急ロケを敢行しました。

昼休みの限られた時間、鯔の群れが泳ぐ緑に濁った呑川の橋上での撮影です。
時間に制約がありましたので、良い撮影ポイントが見つかるか不安でしたが
駅舎が車両の一部に影を落としてしまうものの、いい場所が見つかりました。

撮影開始早々、ちょうど良いタイミングで1000形電車がやってきました。




まさに“赤い電車”です。
ひと昔前は、京急電車の顔といえばこの顔でした。

この車両も新型車両の導入で淘汰が進んで、最近あまり見られなくなってきました。
寂しいと感じるファンも居るかもしれませんが、毎日の通勤通学がより快適な方向に
向かうためと考えるのであれば仕方のないことですね。

そういえば京急の新しい電車には、独特のファソラシドレミファソ~♪と歌う電車がいます。
これはドイツ・シーメンス社製の制御機器を搭載した電車なのですが、起動時に奏でるこの
独特の音階を初めて聞いたときは、思わずニヤリとしたものです。
くるりの曲にもこの音階は登場します。

今のところ毎日の通勤が楽しく感じるのは、くるり&京急電車好きだからかもしれません。

赤い電車に乗っかって、夢を探しに行くんだよー♪
・・・いい歌詞です。


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コメント 2

ヒロクン

くるりの赤い電車ですか、ジャケットが京急1000系のままですね、聴いてみたいなあ。赤い電車は京急の伝統の色ですね。最近は大手も地方鉄道もしばしば外部塗装のいろをしばしば変えていますが、京急と阪急だけは色を創業時代から変えてなくそこが好きです。
1000系もことでんに譲渡されて走っていますが京急カラーのままで走ってほしいです。赤い電車は赤い電車のままで見たままにしておいてほしいと僕は考えるのですが。
by ヒロクン (2006-11-26 12:27) 

るる

くるりの赤い電車ではオススメです。
関東地方では銀色の電車ばかりなので、赤い電車のかわいらしさも
特に印象的に感じます。赤い電車のままで見たままに・・・って
良くわかります。
最近は地方譲渡車で、熊本電鉄5000系や上田電鉄7200系などが
オリジナル塗装(状態?)になっていますね。都会のファンには嬉しい
ことではないかと思います。
by るる (2006-11-30 00:16) 

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